家族の介護と両立するため、正社員から派遣になった看護師

混合病棟4年、循環器病棟1年、脳神経病棟1年の経歴。
看護短大卒業後、3つの病棟を経験した30代女性看護師です。

家族の介護のため、派遣登録

仕事ではなく、家族でうつ病を発症した人がいたことから、看護のために仕事を辞め、常勤ではなく派遣として働いていた期間がありました。
病院でへの派遣はなく、主に介護の現場での派遣を経験しました。訪問入浴を中心に、特老、老健、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスなど、一通り経験しました。

派遣で働くことのメリット・デメリット

安くても1600円以上、訪問入浴は夏だと2000円出ることもありました!
派遣で働く最大のメリットは、自分でスケジュールを決められることができることです。「この日は受診の付き添いだから一日OFF」ということもできます。
ただ、保険が国民保険となり、年金も厚生年金ではありません。このことについてはずっと不安に思っていました。また、いい条件の派遣はすぐに埋まってしまい、残っているのは訪問入浴のみということも多いです。
  

派遣と正社員、どちらがよかった?

その時期は正社員になることが無理だったため、正社員になろうとは思いませんでした。しかし、派遣での立場が社会的に見ても、待遇面でもやはり不安は感じていました。私は休みが取りやすく、給料も高い派遣での働き方がその当時、私が求めていた働き方であったため、それはそれでよかったと思っています。  

派遣看護師は介護士によく思われていない!?

派遣といっても、新卒に近い方がいたり、私のようにある程度経験のある人もいたりとかなり看護師の差があります。
そのため、一部の介護職員からすると「何もできないのに看護師は私たちよりも給料がいい」と思ってしまうようで、「いるだけでいいです」と言われ、ずっとバースデーカードを作ったり、食器の片づけをするといった仕事を任されることもあります。正社員さんはサービス残業のことも多いようですが、派遣は賃金が高い分残業もほとんどありません。そのことも、さらに介護職の方からすると面白くない点のようです。  

派遣で働くなら、最低でも3年の看護師経験があるといい!

派遣というと、「簡単で賃金が高い」と思ってしまう方も多いようで、全く経験のない看護師さんも派遣をしようとすることが多いようです。
しかし、看護師が自分ひとりで、デイサービスの場合は30人以上の方々の健康管理をしたり、お薬の管理をしたり、インスリン・胃瘻処置などを行ったりします。
そのため、ある程度看護師経験、最低でも3年以上の病棟経験がないと派遣の仕事を継続して行うのはむずかしいと思います。また、あくまで派遣であるため、派遣先の方々に対して「ここはもっとこうしたほうがいい」などと意見することもできません。「看護師なのに」と思ってしまう方は、派遣で働くことはお勧めしません。